東京都港区のピアノ/ヴァイオリン/フルート教室 ミナトの教室ポリシー

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上達のカギは、音楽講師が握っています

音楽レッスンは、極端に言ってしまえば上手に教えることが出来る先生と、きちんとした楽器があれば成り立つといえると思います。教室で最も大切な音楽講師について書いていきたいと思います。

現状の一般の音楽教室の現状

音楽の先生達に対する音楽業界の扱いの今

日本ほど、ピアノ、ヴァイオリン等の音楽講師に対する扱いがなっていない国は世界に類を見ません。具体的な話をすると、例えばピアノ講師を例に挙げると時給はものすごく低いのです。時給900円~というところもざらで、1,500円であればよいほう。しかしこの1,500円という価格は、「仕事があったときのみ、生徒がいる時のみ」という条件付きです。

たまに高時給の仕事があったかと思えばそれは銀座のキャバクラやクラブでの演奏だったりするわけでついでにホステスの仕事もさせられたりと、なかなかいいお仕事がないのが現実なのです。個人で教室をオープンしたくなる気持ちもわかります。音楽家の皆さまであれば「うんうんそうなんだよね!」と同意していただけることと思います。

もっとも個人でお教室をオープンしたらしたで、変な男の人から変な電話が週に何回もかかってきたり、マンションから追い出されそうになったり、そもそも生徒が集まらなくて家賃が払えなかったりと、とても渋い環境になってしまうのが現実です。独立するにもいろいろと厳しいハードルがあるのです。

「音楽講師は使い捨てが当たり前」を変えたい

ひどい教室だと、30分で500円、交通費込が給与という出張のピアノ教室もある位です。経験をつけたい音大生がそれらの仕事を泣く泣くやって、生徒がついて離れられないというまさに音楽教室は、安く働いてくれる音楽家をこき使う貧困ビジネスに近いものとなっており、悪循環が起きています。そして、教室のとにかく安いというフレーズに惑わされて通ってしまう生徒さんも、間接的にそういった音楽家の不遇を生み出してしまっているということを知るべきだと思うのです。

「音楽教室にコマのように使われる」
「まともな対応をしてもらえない」

こんなことを本当によく講師たちから聞きます。優れた音楽家たちがその才能を発揮できず音楽から離れた仕事に就かざるを得ないことは、日本の損失であると思います。

優れた音楽の講師たちには相応の報酬を支払いつつ、かつ生徒さんにもご満足いただける音楽教室が成り立つということを、ミナトミュージックサロンは証明しています。

ミナトは、生徒さんに芸術を伝え続けるとともに、優れた音楽家達を適正な待遇をもって迎え、そして生まれたゆとりにより、更なる音楽活動へと寄与することを目的として創立されています。

クラシック音楽という比較的生徒さんから人気がないともいえるジャンルの音楽に特化して教えているにもかかわらず、ご好評をいただいているのは、生徒を勧誘するキャンペーン等の甘いフレーズ等に頼らず、音楽教室としての立ち位置、ヴィジョンを明確にしているからであると私たちは考えています。
 

最高の講師たちを集める、たった2つの方法。 それは、「待遇」と「人間関係」

実力にふさわしい待遇で迎える

一般論としてもわかりやすいと思うのですが、適正な報酬と待遇で先生たちを迎えることができれば、いい先生が集まりやすくなります。これを実践しています。だから最高の先生が、集まるわけです。

音楽講師とはいえビジネスですからボランティアではないです。それにプロフェッショナルにきちんと教えてくれる先生を集めるためには給与もそれなりに設定して、かつ様々な気配りが必要なのです。言うべきことは言いますが、芸術家は三顧の礼で迎えるべきであると考えています。

例えば、労働基準法違反のような事項などを盛り込まず、きちんと法令に従い、礼をもってお迎えすること。発表会も交通費だけ支給などという音楽教室が多い中で、しっかりと先生方に報酬をお支払いするようにしました。

少し考えれば全て当たり前のことなのですが、競争の厳しい、かつ法律順守の意識が低い音楽業界だと、これだけで「ミナトはすごい!」と言われてしまいます。嬉しいような、悲しいような複雑な気持ちになります。

音楽の先生同士の口コミがよい先生を集める

ミナトを経営していて感じているのが、よりよい先生方が、今の先生方のご紹介でいらしていただけているということです。きちんと接していれば、求人広告費用などかけなくともよい先生をご紹介いただけるということは大変ありがたいことです。

類は友を呼ぶと申しますか、よい先生はよい先生のご友人が多いものです。ひとりひとりの音楽講師が芸術家でらっしゃるので接する学校側も大変ですが、とてもやりがいがあり素晴らしい音楽家たちと働けることは至上の喜びでもあります。

先生に長く在籍してもらう為に行っていること

どこの会社もそうだと思いますが、その会社で働きたい、やめたい、というのは、
  • やりがい
  • 報酬
  • 人間関係
この3つではないでしょうか。特に後ろの2つが大切だと思います。 やりがいは音楽レッスンですから嫌な先生がいるはずないだろう、と思われるかもしれませんが、嫌な場合もあるのですよ。
生徒さんの質を保つ心がけを行っています

具体的に言うと、「明らかにやる気がない生徒」「セクハラまがいのことをしてくる人」「素行がおかしい人」。一般の音楽教室は、利益優先の為、ほとんどここに触れず、なんでもかんでも入会させ、後はほったらかし、というパターンが多いです。

ミナトは違います。入会時に、簡易的な審査を行い、それに沿わない方は入会をお断りしています。 全く楽譜が読めなくてもいいのです、人間性の問題です。また入会後も先生に失礼な態度をとる方にはしっかりとお話させていただくことで、生徒の質を保っています。

細かいことですが、生徒さんにとっても待合室でお隣に座る時間が、親御さんにとっては結構長かったりします。その時、横にいらっしゃる方が ちょっとな~と思う方か、品がいい紳士・淑女であるかどうか、そういうこともクラシック音楽においては、重要だと思うのです。

先生同士のコミュニティも大切にしています

教室の中での人間関係を大きくまとめると、受付と講師です。そもそもミナトの受付は、生徒さんにいろいろと聞かれるので、音楽経験がない方だと務まりません。その為、基本的に先生同士の持ち回りで受付を回しています。

最初は敬遠する先生も多いのですが、事務作業をあまりすることがない先生が事務をすることで、先生として接していない時の生徒の顔も見れるようになってくるので、そうすることで人間的な成長を促すという側面も持っています。

また、ミナトはクラシック限定のお教室の為、ジャズやロック等のレッスンを行っていないのは、教室のカラーを保つ為、もっというと先生方に気持ちよく過ごしていただくためでもあります。想像してみてほしいのですが、頭が思い切り金髪のロックの先生とお上品な感じのクラシックの先生が同室にいたら、お互いなんだか話しづらい、居づらいと思いませんか。別にロックがダメと言っているわけではないのでそこはご理解くださいませ。

クラシック同士だからこそ、話が盛り上がり、一緒に今度仕事しましょうか、ということになったりもします。そういった講師同士のコミュニティ形成を促進することが、結果的に先生の定着率にも繋がり生徒さんにとっても大きなメリットとなっているのです。

幸せも、そうでないものの人間関係が運んでくる、と私たちは考えています。だからこそ、生徒さんの上達のもととなる人間関係をとても大切にしたいのです。

先生によって大きく上達が左右されます

あなたが上達するかどうかのカギは、先生!そして、最高の先生とは、一様ではないと考えています

例えば、ピアノであれば東京藝大、桐朋学園大学、東京音大が非常にお上手であると認知されています。これらの大学ご出身の方は、本当にお上手でらして、音楽大学により先生を評価するのはどうかと思いつつも、やはり高い水準の講師を輩出していると思われます。 なぜならば、上位といわれる大学にはレベルの高い先生がおられ、さらに上手くなられるからです。 これら3大学いずれかのご出身であれば、ある程度のレベルはあるとひとまず、思っていいと思います。それを前提に、下記もご参考になってください。一般の学歴社会とは異なり、音楽大学は完全実力主義社会です。 下手はこれらの3大学に入れません。

ピアノについては、とりわけ、東京藝大、東京音大の演奏家コース、桐朋学園大学の研究科コース、武蔵野音大ヴィルゾーオコースは抜きんでているというのが音楽家の間での定説です。 ※桐朋学園大学、東京音大、武蔵野音大のピアノ科コースの上手い人ばかりを集めたようなコースが上記のコースです。面接している側の感覚としては、同じ大学でもレベルに相当に差があります。 ミナトにも多数在籍されておられるのでご興味がある方はプロフィールをチェックしてみてください。

しかし、万人にとって演奏がとにかく上手な先生がベスト、というわけでもないと思うのです。

高い演奏レベルよりも、ピアノやヴァイオリンに対して、私ができるかな、でも興味はある、触れてみたい。という生徒さんには先生の演奏レベルと共に、その方のお人柄を重視してご紹介するように心がけています。

あなたにとって、最高の先生をご紹介したい

最高の講師は十人十色であると、思います。しかしながら、やはりベースにあるのは高い演奏技術であるということは音楽教室として絶対に譲れないところであると考えています。 なぜならば、つまるところ音楽レッスン=担当の先生、伸びるも伸びないも先生次第という考え方が根本にあるからです。

★ちょっと裏話★

現実的にスケジュールが合って、ご希望の音楽性、やりたいこと等と教え方が合致していて、優しく丁寧に教えてくれる先生で… できうる限りご要望に沿える先生をとミナトのスケジューリング担当は細心の注意を払って先生をご紹介するようにしています。

この先生選びの作業は本当に頭を使うところでして、なぜならミナトの場合体験レッスンの先生=実際につく先生ですので長い期間お付き合いされるわけです。音楽の良い師をご紹介するため、本当に考えます。

なお、たまに「いろんな先生と体験はできますか」と聞かれることがあります。答えはNOです。なぜならば、先生たちを知る現場の豊富な経験から、もっとも適切で、かつ相性とスケジュールが合いそうな先生を最初にご紹介しているからです。したがって、二人目の先生は最初の先生より劣ることが多いのです。

例えばミナトは30名以上ピアノだけでも先生がいますが、はっきり言ってしまうと、1人目の講師でご満足いただけないなら、2人目の体験をミナトで受けるよりほかの教室で受けた方がいいと思います。その位、先生のご紹介には気合を入れています。

そもそもピアノを例にとると、30名全員が自分で教室を開いて繁盛させられるだけの能力の持ち主なのです。その中でも本当に選りすぐってご紹介しているのです。ミナトの先生以上に、良い講師が体験に来る教室など絶対にない!その位の気持ちで、いつもきちんと選抜してご紹介しています。

ミナトは、あなたにとってベストな音楽講師をご紹介したいと常に真剣に考え続けています。

ミナトは常に進化し続けておりどの音楽教室と比べても大きく差を開けていると思いますが、そこまでしても、やはり先生が上達の鍵の7割以上を占めていると感じています。


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